航空機ＬｉＤＡＲデータを利用した森林管理システムの開発

2013 年度 研究成果報告書

• 研究課題/領域番号: 23580196
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 研究分野: 森林科学
• 研究機関: 宇都宮大学
• 研究代表者: 松英 恵吾 宇都宮大学, 農学部, 准教授 (20323321)
• 研究期間 (年度): 2011 – 2013
• キーワード: 航空機LiDAR / 森林資源モニタリング / 森林管理 / 森林計測 / 森林計画 / 森林評価

研究概要

本研究では航空機LiDARデータによる樹木情報の計測手法と樹冠形状モデルを核とした単木単位での空間配置を考慮した成長予測モデルを組み合わせることで、広域を対象に詳細な単木情報を取得し成長予測までを行う総合的な森林資源管理システムを開発した。現地調査による検証を詳細に行い、解析技術の精度・効率の向上を図ることができた。その上で総合的な林況地況の評価、成長予測による施業効果の評価を実施し本システムの有用性を確認することができた。

研究成果

• [雑誌論文] 宇都宮大学船生演習林スギ密度効果試験地定期測定資料(II) (2014)
  • 著者名/発表者名: 松英恵吾
  • 雑誌名: 宇大演報 巻: 49(印刷中)
• [雑誌論文] 宇都宮大学船生演習林ヒノキ列状間伐試験林定期測定資料(I) (2014)
  • 著者名/発表者名: 松英恵吾、逢沢峰昭、大久保達弘、田坂聡明
  • 雑誌名: 宇大演報 巻: 49(印刷中)
• [雑誌論文] 航空機LiDARデータによる森林資源管理システムを活用した森林モニタリング (2014)
  • 著者名/発表者名: 松英恵吾、山崎光、富田咲伎、執印康裕、有賀一広、田坂聡明
  • 雑誌名: 日林講 巻: 125 ページ: 227
• [雑誌論文] 降雨及び人工林における林齢空間分布の経時変化が表層崩壊発生に与える影響評価について (2013)
  • 著者名/発表者名: 執印康裕、松英恵吾、有賀一広、田坂聡明、堀田紀文
  • 雑誌名: 緑化工学会誌 巻: 39(1) ページ: 27-32
  • 査読あり
• [雑誌論文] 森林情報集約のためのオンラインベータベースシステム開発-宇都宮大学農学部附属船生演習林を対象として- (2013)
  • 著者名/発表者名: 大野真紀、松英恵吾
  • 雑誌名: 日林講 巻: 124 ページ: 222
• [雑誌論文] 航空機LiDAR計測データによる森林資源管理システムの開発 (2013)
  • 著者名/発表者名: 松英恵吾、執印康裕、有賀一広、田坂聡明
  • 雑誌名: 日林講 巻: 124 ページ: 96
• [雑誌論文] 宇都宮大学船生演習林LiDAR計測資料(III) (2013)
  • 著者名/発表者名: 松英恵吾
  • 雑誌名: 宇大演報 巻: 48 ページ: 73-76
• [雑誌論文] 航空機LiDAR計測データの森林管理への応用について (2012)
  • 著者名/発表者名: 松英恵吾
  • 雑誌名: 日林講 巻: 123
• [雑誌論文] 本数密度の異なるスギ・ヒノキ林における航空機LiDARによる単木の立木幹材積推定 (2011)
  • 著者名/発表者名: 伊藤拓弥、松英恵吾、執印康裕、内藤健司
  • 雑誌名: 写真測量とリモートセンシング 巻: 50(1)
  • 査読あり
• [雑誌論文] ヒノキ人工林における林齢の空間分布が表層崩壊の発生位置に与える影響について (2011)
  • 著者名/発表者名: 執印康裕、堀田紀文、松英恵吾、有賀一広、田坂聡明
  • 雑誌名: 緑化工学会誌 巻: 37(1) ページ: 102-107
  • 査読あり
• [学会発表] 航空機LiDARデータによる森林資源管理システムを活用した森林モニタリング (2014)
  • 著者名/発表者名: 松英恵吾
  • 学会等名: 第125回日本森林学会大会
  • 発表場所: 大宮ソニックシティ
  • 年月日: 2014-03-29
• [学会発表] 航空機LiDAR計測データによる森林資源管理システムの開発 (2013)
  • 著者名/発表者名: 松英恵吾
  • 学会等名: 第124回日本森林学会大会
  • 発表場所: 岩手大学
  • 年月日: 2013-03-26
• [学会発表] 航空機LiDAR計測データの森林管理への応用について (2012)
  • 著者名/発表者名: 松英恵吾
  • 学会等名: 第123回日本森林学会大会
  • 発表場所: 宇都宮大学
  • 年月日: 2012-03-27