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2014 年度 研究成果報告書

エキソゾーム熱ショック蛋白質のToll様受容体を介する慢性骨髄性白血病発癌制御

研究課題

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研究課題/領域番号 23590309
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 薬理学一般
研究機関東京女子医科大学

研究代表者

塚原 富士子  東京女子医科大学, 医学部, 講師 (40119996)

研究期間 (年度) 2011-04-28 – 2015-03-31
キーワード慢性骨髄性白血病 / 熱ショックタンパク質 / Toll様受容体 / 薬剤耐性
研究成果の概要

BCR-ABLチロシンキナーゼ阻害薬(イマチニブ)は、慢性骨髄性白血病の有効な治療薬として用いられているが、薬剤耐性による治療抵抗性の症例が報告されている。本研究では、Toll様受容体4(TLR4)の白血病発症機構および薬剤耐性機序への関与について、白血病モデル細胞を用いて検討した。その結果、TLR4の活性化によりBCR-ABL蛋白質が増加し、イマチニブ耐性が誘導されることを見出した。また熱ショックタンパク質が、BCR-ABL蛋白質の安定性に関与していることを認めた。本研究成果は、慢性骨髄性白血病の薬剤耐性を克服する新たな治療法の開発に繋がる可能性が考えられる。

自由記述の分野

分子薬理学

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公開日: 2016-06-03  

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