研究課題
基盤研究(C)
本研究の目的は我々が同定したセマフォリン3g (Sema3G)の機能解析を通じて、糖代謝、動脈硬化、腎臓病などの生活習慣病のメカニズムを解析することである。これまでの研究結果では、1. Sema3Gは膵ラ氏島内における交感神経終末の配置に役割を担っている可能性を明らかにし、2. 動脈硬化病変形成抑制的に働くことや、3. Sema3Gは炎症性糸球体障害に対し抑制的に作用することを明らかにした。Sema3Gは様々な生活習慣病の「鍵因子」である可能性が示唆された。
内科