研究課題
基盤研究(C)
レプチントランスジェニックマウスはわずか1週間の高脂肪食負荷で、体重が肥満の表現型を示していないにもかかわらず、レプチン抵抗性を示した。さらにこの時、脳内神経核でのレプチン反応性を神経活性化マーカーやレプチンの細胞内シグナル分子などの免疫組織染色で解析したところ、レプチンの主要な作用標的である弓状核においてはレプチン抵抗性が生じているが、海馬や延髄の孤束核では抵抗性が生じていないことを明らかにした。海馬は長期の高脂肪食負荷でレプチン抵抗性を来すことが報告されており、レプチン抵抗性の出現には神経核ごとの感受性、あるいは出現のタイムコースに違いがあると考えられた。
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http://www.tk.med.kyoto-u.ac.jp/obesitygroup/research.html
http://www.kuhp.kyoto-u.ac.jp/~med2/jpn/research/diabetes.html