研究課題
基盤研究(C)
我々は腫瘍抗原遺伝子(TAA)導入iPS細胞由来DCs(iPSDCs)を分化誘導し、従来の骨髄細胞由来DCs(BMDCs)と比較し、その抗腫瘍効果を検討した。【方法】マウスiPS細胞からTAA遺伝子導入DCsを分化誘導し、抗原提示細胞としての機能を比較検討した。抗腫瘍効果については、51Cr-release assayおよび皮下腫瘍モデルで評価した。【結果】TAA遺伝子導入iPSDCsは、BMDCsと同等の抗原提示細胞としての機能を認め、抗腫瘍効果においても同等であった。【結語】iPSDCsはBMDCsと同等の機能、抗腫瘍効果を認め、今後、臨床応用の可能性が期待できると考える。
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Int J Cancer
巻: 134(2) ページ: 332-41
10.1002/ijc.28367