研究課題
基盤研究(C)
癌細胞が細胞外基質を分解する過程は、癌細胞の浸潤・転移に最も重要な過程である。クロマチンリモデリング因子、reptinは癌転移抑制遺伝子の発現を抑え、癌の浸潤・転移を制御するという報告されている。今回2種類のヒト口腔扁平上皮癌細胞株OSC-19細胞およびOSC-20細胞を用いてreptinをノックダウンしたところ、両者とも遊走能の亢進と細胞形態の紡錘形変化を認めた。上皮系マーカーであるE-cadherinの発現が低下と間葉系マーカーであるN-cadherinの発現の上昇を認めた。以上の結果よりreptinはEMTに関与することで口腔扁平上皮癌細胞の基底膜浸潤を制御する可能性が示唆された。
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