研究課題/領域番号 |
23593468
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
地域・老年看護学
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研究機関 | 長野県看護大学 (2012-2013) 弘前学院大学 (2011) |
研究代表者 |
岡田 実 長野県看護大学, 看護学部, 教授 (20438435)
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研究分担者 |
阿保 順子 長野県看護大学, 教授・学長 (30265095)
森野 貴輝 長野県看護大学, 助教 (00586969)
菅原 大輔 弘前学院大学, 講師 (80458166)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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キーワード | 精神科看護 / 患者‐看護師関係 / 看護の対立場面 / 相互作用 / コミュニケーションスキル / 看護実践 |
研究概要 |
この研究には13医療機関33病棟の看護師278名が参加した.対立は日勤帯のナースステーションで最も多く発生し,病院や病棟が患者に求める規則が対立の主な要因となっていた.看護師が患者に対して以下のような対応をした時,両者に多くの対立場面が生じていた.①規則やケアの原則を機械的に患者に説明する.②患者のリクエストを傾聴する姿勢を示さない.③看護師が患者に同じ内容を頻回に説明する. ④看護師が患者に強い口調で強引に指示する.看護師が対立場面を解決することに失敗した場合,患者からの看護師に対する言語的暴力,身体的暴力,セクシュアルハラスメント,援助関係の破綻を招いていることがわかった.
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