研究課題
基盤研究(C)
本研究の目的は、観光資源を利用したパーキンソン病(PD)の人のリハビリテーション効果を検証することである。PDの人が行ってみたい観光地の環境状況を事前調査した後に、1時間程度の観光を実施した。PDの人の気分やQuality of life(QOL)状況、PD由来のストレスの変化を調査した結果、情緒の安定やQOLの向上が認められた。観光地を訪問する活動は、PDの人のQOLの維持・向上に寄与する新たなリハビリテーションの手段として期待できる。
リハビリテーション科学