電子デバイス研究、免疫研究を例に取り社会への還元を目的とするパーソナルディスクラボ(PDL)の開発とその開発過程について研究した。PDLの改良と新たなPDLの開発を中心に研究を進めた。実験講座でのフィードバックによるPDLの改良なども含め、これらの研究成果よりPDL開発手順のマニュアル化もすすめた。新規の教材としては、電子ペーパーや有機LEDなど、近年開発され実用化されたばかりの技術を基にしたPDL開発も行った。実験講座の実施結果から、この研究によって、新たに開発したPDLは中高生の科学に対する興味関心を引き出す効果があることが示された。
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