研究課題
挑戦的萌芽研究
釉薬は長石、融剤、そして、着色材より構成される。着色材をFeイオンにし、融剤を変化させたところ、色彩および結晶構造に変化が生じた。STEM観察から、イオンはナノメータ-オーダーのクラスタを形成している。融剤を変化させるとFeの電子状態をXANESのプリエッジ部分の解析からFe価数の変化やFe周囲の対称性に影響し、それが電子構造に影響していることを見出した。その結果、従来からの着色材イオン紙による色彩変化だけではなく、融剤も色彩に影響していることを明らかにした。
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Colloid & Interface Communication
巻: Vol.38 No.3
陶磁器に関する国際会議, 杭州, 中国