研究課題
挑戦的萌芽研究
海洋古細菌(マリンクレンアーキオータ)の代謝に関する情報(従属栄養・化学合計独立栄養の割合)、炭素循環におけるその役割(規模)について知見を得るため、海洋深層水取水施設でのサンプリングの実施し、古細菌(大きさ平均0.5-0.2μm)細胞膜由来テトラエーテル脂質(GTGTs)の放射性炭素の測定を行った。14Cの結果と併せて、現場培養、文献値などを総合した海洋古細菌マリンクレンアーキオータによる海洋における炭素固定量の試算を行った。駿河湾では、48-54%のクレンアーキオータが炭素固定をしているとしているとした場合の計算結果は、1.29Gt C/yrから6.29Gt C/yrと試算された。
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