中学校検定教科書を用い、英単語リズムパターン(いくつの音節から成り、どの音節を強く発音するかを示したもの)のデータベースを作成。音節数、リズムパターン、ジャンルなども入力。1音節語と2音節語とで全体の90%を占めていた。 異なる3つのリズム提示法(強勢記号無し・有り・リズムパターン)が学習者の発音の通じる度合いにいかなる影響を与えるかも調査。非英語専攻の大学生26名が発音した30単語を日本文化に触れたことのない英語母語話者・非母語話者42名に聞かせた結果、リズムパターン提示が強勢記号無しよりも通じる度合いが高いことがわかった。本データベースは通じる英語を目指す発音指導に有効と考えられる。
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