研究概要 |
本研究の主眼は,超平面配置の理論の社会科学研究への応用であった.しかし、異分野間の溝を越えるのには大きなエネルギーを要する.その突破口として研究代表者の19年の論文(Ad. Math.)を主題とする国際セミナーを23・24年度に行った.特筆すべき成果は,数学と社会科学をまたぐ協働作業の場が形成されたことである.具体的には,S. Settepanella(Labo. of Econ. and Man., Scu. Sup. Sant'Anna, Pisa, 25年8月から北大・理)と研究代表者を中心に,社会選択論・Decision Theoryへの超平面配置の応用を一層推進する環境が形成された.
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