研究課題
挑戦的萌芽研究
本研究では、これまでにない新しい型の決定過程を創出した。それは決定過程群が相互に再帰的な依存関係を持つもので、相互依存型決定過程と呼ばれる。このモデルは、一般に複数の決定過程からなり、各決定過程における各期の利得関数が、他の決定過程問題の最適値の関数として定まるものである。この相互依存型決定過程モデルを、離散・有限で考え、動的計画法による相互依存型再帰式を導いた。推移法則は、確定および確率の双方を扱っている。本モデルは、ある種の複雑な構造を持つ決定過程問題に対し、その扱いを容易にすることができる。
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すべて 雑誌論文 (6件) (うち査読あり 3件) 学会発表 (13件)
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