研究課題
挑戦的萌芽研究
半空間において、動的境界条件付きラプラス方程式に関連する2つの非線形問題を取り扱い、時間大域的正値解が存在するための臨界指数および小さい解が時間無限大でポアソン核の定数倍のように振る舞うことを証明した。特に、非線形性がある臨界指数以下であれば大域的正値解は存在せず、また、非線形性が臨界指数より大きい場合には、解に対する自己相似変換について不変な積分量を用いて大域解の存在条件を与え、さらに、その仮定の下、時間無限大でポアソン核の定数倍のように振る舞うことを証明した。
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Advances in Differential Equations
巻: 18巻 ページ: 69-100
Communications on Pure and Applied Analysis
巻: 11巻 ページ: 1285-1301
doi:10.3934/cpaa.2012.11.1285