研究課題/領域番号 |
23654147
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
生物物理・化学物理
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
笹井 理生 名古屋大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (30178628)
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連携研究者 |
寺田 智樹 名古屋大学, 大学院工学研究科, 准教授 (20420367)
千見寺 浄慈 名古屋大学, 大学院工学研究科, 助教 (10420366)
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研究協力者 |
WANG Jin New York州立大学, Stony Brook校, 准教授
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研究期間 (年度) |
2011-04-28 – 2015-03-31
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キーワード | 遺伝子ネットワーク / ES細胞 / 揺らぎ / 国際情報交換アメリカ |
研究成果の概要 |
マウスES細胞を培養すると、同じゲノムを持ち同じ環境にある細胞でも、細胞ごとに遺伝子発現パターンの大きな違いを示すことが知られており、そうした遺伝子揺らぎの機構とその生物学的な意味について大きな興味が持たれている。本研究では、マウスES細胞のコア遺伝子と分化のマーカーとなる遺伝子を合わせた6つの遺伝子の間の制御関係を表すネットワークモデルを構築し、その動的振る舞いを確率シミュレーションにより分析した。遺伝子の転写活性のスイッチングが遅いクロマチン構造揺らぎにより制御されていると考えると、観測されている揺らぎが合理的に説明できることを示した。
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自由記述の分野 |
理論生物物理学
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