研究課題
挑戦的萌芽研究
砕屑物の後背地解析を定量化するために,源岩と砕屑物を結びつけるデータとしてKとThに関するγ線強度を利用した.簡便に測定できる条件として,堆積物では深さ40cm以上,1000秒の測定時間が実用的であることがわかった.後背地の地質と砕屑物組成の関係を解明するために,3つの河川において,後背地の地質からの期待値と,河川堆積物のγ線強度と比較した結果,Thに関しては変成岩を起源とする試料で大きく実測値が低く,源岩中のジルコンやモナザイトの粒径分布が異なるため,堆積学的に挙動が異なり,変成岩地域で大きく実測値が低くなったと考えた.
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