研究課題
挑戦的萌芽研究
環境適応型のミクロの反応器を提案するため羊血液等から得られる赤血球ゴースト膜(WG)について蛍光反応とWGの融合合体の関係を調べる基礎的研究である。2種の蛍光物質をそれぞれ数μm径のWGに封入後、融合させて蛍光物質間の光エネルギー移動(FRET)の程度を観測し、実際に血球膜が融合しているかを評価した。その結果、WGの融合法と温度条件の設定によって融合膜体が形成されFRETを確認し、ミクロの反応器として応用できることが明らかになった。
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