研究課題
挑戦的萌芽研究
加振器を用いたコンクリート部材の周波数スイープ試験の方法を提示した．荷重や鉄筋腐食，凍結融解作用によって損傷を受けた試験体の共振周波数，減衰特性，高次モードの周波数比の変化などを整理した．さらに周波数特性の実測データを速度スペクトルに変換して，音声合成処理することにより，コンクリート部材の音色を再生する方法を示した．健全時のモードの周波数比が整数倍になる棒部材の縦振動に対して，音の高さの変化を聞き取ることにより，構造物の損傷程度を判断できる可能性が示唆された．特に，地震などによって大きなひび割れが生じた場合などには，本手法によって損傷判定が容易に行えると考えられる．
すべて 2014 2013 2012 2011
すべて 雑誌論文 (13件) (うち査読あり 13件) 学会発表 (31件)
コンクリート工学年次論文集
巻: Vol.36, No.2(印刷中)
構造工学論文集
巻: Vol.60A ページ: 751-760
アップグレード論文報告集
巻: Vol.13 ページ: 299-304
巻: Vol.35, No.2 ページ: 1189-1194
土木学会論文集E2
巻: Vol.69, No.1 ページ: 118-137
巻: Vol.34, No.2 ページ: 901-906
巻: Vol.34, No.2 ページ: 1231-1236
巻: Vol.34, No.1 ページ: 916-921
巻: Vol.58A ページ: 150-161
巻: Vol.67, No.4 ページ: 522-534
巻: Vol.67, No.3 ページ: 436-450
Proceedings of ATEM'11
巻: OS11F024, (CD-ROM)
巻: Vol.33, No.2 ページ: 949-954
