研究課題
挑戦的萌芽研究
本研究は、強磁性絶縁体のCoフェライトのスピンフィルター効果を活用して室温でSiへ効率よくスピン注入することを目的としている。熱酸化よりも酸化力の強いラジカルおよびオゾン酸化を行った結果、電子のホッピング伝導の原因となる逆位相境界や酸素欠陥の密度には違いがみられず、室温でのスピンフィルター効果はいずれも同程度であることが明らかとなった。