研究課題
挑戦的萌芽研究
脂質非対称とは細胞膜脂質二重層において外層と内層の脂質分子の組成が異なることを指す。我々はこれまでに脂質非対称変化を感知し,下流に伝達する経路としてRim101経路を同定してきた。本研究において我々はRim101経路の因子の中でもRim21がセンサーとして機能し,Rim9,Dfg16はRim21と複合体を形成してその細胞内局在,安定性を調節していることを明らかにした。また,脂質非対称が変化した際に,細胞機能を保つ役割を持つ新規因子としてOpt2を同定した。
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J. Biol. Chem
巻: 287 ページ: 38473-38481
DOI:10.1074/jbc.M112.394205
http://www.pharm.hokudai.ac.jp/seika/index.html