研究課題
挑戦的萌芽研究
蛋白質が正しい機能を発現するために、蛋白質の翻訳後修飾が必要である。本研究では蛋白質の翻訳後修飾が、その蛋白質のmRNAの局在によって制御されているかどうか検討した。ショウジョウバエのDally-like蛋白質(Dlp)は正しく細胞膜に局在して機能するために、翻訳後修飾の一つであるGPIアンカー修飾が必要である。そしてdlpmRNAは核近傍に存在する。dlpmRNAを遺伝子改変によって核近傍でない領域に発現させた結果、そこから翻訳された蛋白質は正しい機能を示さなかった。また細胞内に蓄積しており、正しくGPIアンカー修飾されていないことを示唆する結果が得られた。
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Funct
巻: 37 ページ: 55-63
J. Neurogenet.
巻: 26 ページ: 53-63
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