研究課題
挑戦的萌芽研究
寄生バチであるギンケハラボソコマユバチがホスト制御に用いるウイルス様粒子(VLP)に関連した因子の機能を解明するため、VLP を産生する蛹の毒液腺で発現する mRNA のレパートリーを網羅的に取得し、続いていくつかの因子について RNA 干渉を利用した遺伝子ノックダウンを行って特定の因子を欠損した VLP を産生するハチを作成した。これら欠損 VLP の機能解析を通じて、細胞性生体防御を担うホスト血球の機能を阻害する、タンパク化学的な性質を共有する 2 種類の因子を発見した。
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すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (6件)
Tribolium castaneum.Developmental and Comparative Immunology
巻: 38 ページ: 342-351
DOI:10.1016/j.dci.2012.06.008
Tribolium castaneum. Results in Immunology
巻: 2 ページ: 72-82
DOI:10.1016/j.rinim.2012.03.002