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2013 年度 研究成果報告書

高温のフライ油中に長期滞留する凝縮水の存在状態の解明とその制御

研究課題

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研究課題/領域番号 23658117
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 食品科学
研究機関広島大学

研究代表者

羽倉 義雄  広島大学, 生物圏科学研究科, 教授 (50237913)

研究期間 (年度) 2011 – 2013
キーワード高温油中水 / エマルション / 高温安定性 / 粒子径
研究概要

高温油中水の存在メカニズムを検討した。高温油中水は、マイクロ・サイズ・エマルションとして存在した、水粒子(水相)は高温油で比較的高い安定を維持していた。高温の油の中の水粒子の減少速度は、油温の上昇に伴い増加した。フライ油を高温で維持することにより、フライ油中の水粒子を効果的に排除できることが明らかとなった。
エマルションの粒子径が減少すると、水粒子のラプラス圧は増加する。本研究では、水粒子の耐圧性を高めることにより、高温油中でエマルションを安定化する方法を検討した。その結果、水粒子の粒子径を減少させることで、高温油中の水粒子の安定性を高められることが明らかとなった。

  • 研究成果

    (7件)

すべて 2013 2012 2011

すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (5件)

  • [雑誌論文] 蒸気吹き込み法によるO/Wエマルションの調製2013

    • 著者名/発表者名
      草壁雄太, 川井清司, 羽倉義雄
    • 雑誌名

      日本食品科学工学会誌

      巻: 60巻 ページ: 323-331

    • 査読あり
  • [雑誌論文] ヨーグルトに分散した気泡が誘電特性に及ぼす影響2013

    • 著者名/発表者名
      井口亮, 川井清司, 羽倉義雄
    • 雑誌名

      日本食品工学会誌

      巻: 13巻 ページ: 13-20

    • 査読あり
  • [学会発表] フライ油中に存在する水の把握と制御2013

    • 著者名/発表者名
      難波毅, 川井清司, 羽倉義雄
    • 学会等名
      日本食品工学会第14回(2013年度)年次大会
    • 発表場所
      京都テルサ(京都市)
    • 年月日
      2013-08-09
  • [学会発表] 蒸気吹き込み法を用いた香気成分含有ゲル食品の調製2013

    • 著者名/発表者名
      高西寿洋, 草壁雄太, 川井清司, 羽倉義雄
    • 学会等名
      日本食品工学会第14回(2013年度)年次大会
    • 発表場所
      京都テルサ(京都市)
    • 年月日
      2013-08-09
  • [学会発表] 蒸気吹き込み法によるO/Wエマルションの調製2012

    • 著者名/発表者名
      草壁雄太, 川井清司, 羽倉義雄
    • 学会等名
      日本食品工学会第13回(2012年度)年次大会
    • 発表場所
      北海道大学(札幌市)
    • 年月日
      2012-08-09
  • [学会発表] 誘電特性を利用したヨーグルトの定量的評価に関する研究2011

    • 著者名/発表者名
      井口亮, 川井清司, 羽倉義雄
    • 学会等名
      日本食品工学会第12回(2011年度)年次大会
    • 発表場所
      京都テルサ(京都市)
    • 年月日
      2011-08-05
  • [学会発表] 食用油の品質評価センサーを用いた油の小売知的使用法・再利用法2011

    • 著者名/発表者名
      羽倉義雄
    • 学会等名
      日本食品工学会第12回(2011年度)年次大会
    • 発表場所
      京都テルサ(京都市)
    • 年月日
      2011-08-05

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公開日: 2015-06-25  

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