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2014 年度 研究成果報告書

鳥類の雌雄判別におけるtetrachromacyの有用性に関する研究

研究課題

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研究課題/領域番号 23658232
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 基礎獣医学・基礎畜産学
研究機関北海道大学

研究代表者

葉原 芳昭  北海道大学, (連合)獣医学研究科, 教授 (30142813)

連携研究者 坂本 健太郎  北海道大学, 大学院獣医学研究科, 講師 (80374627)
研究期間 (年度) 2011-04-28 – 2015-03-31
キーワード四色視 / 紫外線 / ハシブトガラス / ハシボソガラス / モモイロペリカン / ハイイロペリカン / キングペンギン / コウテイペンギン
研究成果の概要

モモイロペリカンとハイイロペリカンの胸部、キングペンギンとコウテイペンギンの耳部と頚部・上胸部に他の部位と比較して紫外線を吸収する紫外線低反射羽毛領域が種を超えて存在することが紫外線カメラ撮影と分光測光で明らかとなった。この領域はロペリカン両種では黄色の、ペンギン両種では橙色の羽毛領域とほぼ一致していた。モモイロペリカンでは、この紫外線低反射領域は、成長に伴って現れることが推定された。この「紫外線模様」は性成熟もしくは繁殖可能性を示すサインとして機能している可能性があるが、雌雄判別への関与は少なくともこの4種の鳥類ではないと結論された。一方、カラスでは判別に関わっている可能性がある。

自由記述の分野

生理学

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公開日: 2016-06-03  

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