研究課題
挑戦的萌芽研究
核医学において、腫瘍イメージングは主要な研究領域の1つであり、FDG PET等が既に臨床現場で利用されている。しかしながら、これらはいずれも悪性腫瘍に特異的に集積するわけではなく、新たな腫瘍イメージング製剤の開発が望まれている。がん細胞は哺乳類の正常細胞では通常行われないフマル酸代謝を行っているといわれている。よって、フマル酸代謝を画像化できる核種を開発すれば、従来とは違った機序に基づく腫瘍イメージングが可能となる。本研究では、フマル酸代謝のイメージングを可能とする放射性核種の開発を試みたので報告する。
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Radiology
巻: 265(2) ページ: 488-496
DOI:10.1148/radiol.12111719
http://www.ishiyaku.co.jp/magazines/ayumi/AyumiArticleDetail.aspx?BC=286330&AC=11282