研究課題
挑戦的萌芽研究
インプラント周囲炎の評価法を確立することは非常に重要である。本実験でラットに極小のインプラント体を埋入しPorphyromonas gingivalis 由来のLPS(P.g.-LPS)を用いて擬似的にインプラント周囲炎を発症させた。歯肉組織および歯肉溝から分離したサンプルを用いて破骨細胞分化誘導因子であるRANKLとそのおとり受容体であるOPG の発現について解析した。P.g-LPSは、インプラント周囲の歯肉組織におけるRANKLの発現を、LPSを投与していない歯肉組織中のRANKLと比較して有意に増加させOPGの発現を減少させた。
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