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2013 年度 実施状況報告書

医療者自身のホリスティックヘルスを促す養生法の効果

研究課題

研究課題/領域番号 23659997
研究機関群馬大学

研究代表者

小板橋 喜久代  群馬大学, その他部局等, 名誉教授 (80100600)

研究分担者 岩永 喜久子  群馬大学, 保健学研究科, 教授 (40346937)
柳 奈津子  群馬大学, 保健学研究科, 講師 (00292615)
キーワード健康生成 / 保健気功 / アロマセラピー / セルフケア
研究概要

医療職(看護職)自身の健康生成を目的に、群馬大学医学部付属病院看護部福利厚生事業の一環として協力を得て、同病院に勤務する看護職を対象に、養生法の実践講座を開催した。保健気功を通してのセルフケアとセルフコントロール力の向上を目指すコース1と、他人のケアを受けることで心身の疲労を回復し、リラックスした体験を得ることを目指したアロママッサージのコース2である。2つのコースとも、平成24年8月から継続して開催して、当初の予定では平成25年7月末の12か月間の実績を評価する予定であったが、参加者数が少なかったために、さらに6か月間の延長して、平成26年3月末まで開催した。
コース1は毎週1回開催した。講座内容には、保健気功に加えて、瞑想法を行った。評価指標としては、生理的評価である血圧・脈拍を実施前後に測定した。主観的指標として心身の感覚について、根建らの開発したリラックス感を測定するRE尺度「のんびり感」「脱力感」「安心感」「開放感」の4項目を用いた。また、内省報告についても得ることとした。
コース2では、アロマセラピーへの関心を深め、その効用を体験することを目指し、講座「アロマセラピーを知ろう」を開催した。月1回の開催とした。精油は、柑橘系のものに加えて、ジャスミン・ローズ・ラベンダーなどを用いた。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

当初の講座の開催期間を6ヶ月間延長して平成26年3月末までの開催としたこと、広報のやり直し、参加者のニードの分析からプログラムの一部修正したことで、遅れが生じた。 期間を延長したことで、予定していた必要数に達することができたが、今後データの分析が必要である。

今後の研究の推進方策

本研究課題は、平成25年度が最終年度であったが、講座の開催期間を延長したために、研究結果の分析と考察の時間が取れなかった。今後は、得られたデータを分析し、改めて、医療職自身が、自らのために心身健康への取り組みを進めていくことの必要性、より前向きに自らの良い生活パターンを作り出すことの重要性について、考える資料を提供ていく。

次年度の研究費の使用計画

2つの課題に取り組んできたが、いずれも参加者数が少なく平成26年3月まで延長して講座を開催した。そのために講座の参加者から得られたデータの分析と評価、報告書の作成、成果発表にかかる諸経費が未使用となった。
平成26年3月までの参加者から得られたデータを整理し、分析と評価を行う。その後報告書の作成と学会発表を行う。資料整理にかかわる物品費、データ分析にかかわる人件費、旅費、投稿費などのための経費とする。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2014 2013

すべて 学会発表 (2件)

  • [学会発表] 保健学科-看護部連携による看護職のための健康生成の取り組みの効果2014

    • 著者名/発表者名
      柳奈津子
    • 学会等名
      日本看護研究学会第40回学術集会
    • 発表場所
      奈良
    • 年月日
      20140823-20140824
  • [学会発表] 保健学科-看護部連携による看護職のための健康生成の取り組み2013

    • 著者名/発表者名
      小板橋喜久代
    • 学会等名
      日本看護研究学会第39回学術集会
    • 発表場所
      秋田
    • 年月日
      20130822-20130823

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公開日: 2015-05-28  

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