研究課題
挑戦的萌芽研究
老人ホームの看護管理者に対するアンケート調査を行った。看護管理者は、高齢者は、脱水症の診断をすることが難しいと認識しており、新たな指標が必要だと感じていた。次に、老人ホームの高齢者に対して、血液検査、唾液の採取、口腔内水分量、脇の下の温度、湿度、体内水分量を測定した。その結果、脱水症のリスク評価指標として有効なのは、脇の下の温度であり、唾液成分は、脱水症のリスク評価指標としては活用できないことが明らかになった。
老年看護学