研究課題
若手研究(A)
表面開始リビングラジカル重合により、分散性に優れた、ポリマーブラシ付与シリカ微粒子を合成する技術を確立した。得られた複合微粒子のタンパク質の吸着特性および体内動態挙動は、複合微粒子の構造パラメータに大きく依存した。優れた血中滞留性をしめす、濃厚ブラシ付与シリカ微粒子がEPR効果によってガン組織に選択的に集積することを明らかにした。また、蛍光標識した複合微粒子を用いることにより、ガン組織の選択的イメージングに成功した。また、ポリマーブラシ付与酸化鉄ナノ粒子が、優れた血中滞留性およびガン組織への選択的な集積性を示し、当該ナノ粒子によるガン組織のMRイメージングに成功した。
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