研究利用のためのウェブからのデータ収集を行なった。特に、リアルタイム性の高いデータという観点からツイッターに着目し、ツイッターが提供しているAPIを利用して特に位置情報を伴ったツイートを大規模に収集した。収集されるデータに対して、行為抽出アルゴリズムを用い、各ユーザの行為を、ユーザ名、位置情報、タイムスタンプと共に収集する。その際、ツイッターが提供するAPIは、一台の計算機かクロールできるクエリの数に限りがあるため、Amazonといった商業サービスが提供するクラウドサービスを利用し複数台の計算機からデータを収集した。また、位置情報と共に収集されるデータを、人が体験する空間の精度を反映した情報として地図上へソフトウェア的に反映し、可視化する技術の開発を行なった。さらに、プラットフォームに依存することなく誰でも閲覧できるよう可視化した成果をウェブで公開した。
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