研究課題
若手研究(B)
本研究では,1台のカメラを用いて簡単な手順で視線方向を検出する方法を開発した.次に,この視線検出法に基づき,コンピュータのマウスカーソルを視線の動きで操作し,まばたき又は一定時間視線を静止させる(一点をじっと見続ける)ことによりクリック入力を行う視線マウスを開発した.視線マウスの操作性を評価するための実験を行ったところ,1回のポインティング(位置決め)とクリック入力に要する平均時間は,1.2sec(まばたき),0.9sec(視線静止)であった.これらの結果は,通常の手によるマウス操作の平均時間(0.8sec)と比較しうる良好な結果であった.
すべて 2013 2012
すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (4件)
The HCI International 2013 Conference Proceedings
巻: CCIS 373 ページ: 608-612
電子情報通信学会論文誌(D)
巻: Vol.J96-D, No.1 ページ: 250-257
http://search.ieice.org/bin/pdf.php?lang=J&year=2013&fname=j96-d_1_250