骨格筋萎縮メカニズム；ラット・マウス・メダカ骨格筋を比較して

2013 年度 研究成果報告書

• 研究課題/領域番号: 23700856
• 研究種目: 若手研究(B)
• 配分区分: 基金
• 研究分野: 応用健康科学
• 研究機関: 独立行政法人宇宙航空研究開発機構
• 研究代表者: 寺田 昌弘 独立行政法人宇宙航空研究開発機構, 宇宙科学研究所, 研究員 (10553422)
• 研究期間 (年度): 2011 – 2012
• キーワード: 筋萎縮

研究概要

後肢懸垂は長期間後肢を床から浮かせて飼育するため、後肢への機械的負荷を減少させることができる。一方、宇宙滞在マウスでは宇宙環境での微小重力によって、体全体の自重がかからない。特にマウスの後肢においては筋委縮が宇宙環境では顕著に生じることが知られている。そのため、2つのモデルを比較することによって、後肢の筋委縮メカニズムに関する重要な知見を得ることが期待できる。本実験では、マウス骨格筋からRNAを抽出して、DNAマイクロアレイ解析を行った。解析で得られたデータはGene Spring 11.1によって情報学的な解析を実施した。

研究成果

• [雑誌論文] Genetic analysis of the human hair roots as a tool for spaceflight experiments (2013)
  • 著者名/発表者名: Terada, M., Seki, M., Higashibata, A., Yamada, S., Takahashi, R., Majima, H., Yamazaki, T., Watanabe-Asaka, T., Niihori, M., Mukai, C., Ishioka, N.
  • 雑誌名: Advances in Bioscience and Biotechnology 巻: 4 ページ: 75-88
• [学会発表] 宇宙飛行による毛髪での遺伝子変化(ポスター) (2013)
  • 著者名/発表者名: 寺田昌弘、山田深、関真也、高橋理佳、東端晃、馬嶋秀行、大島博、石岡憲昭、向井千秋
  • 学会等名: 第36回日本分子生物学会年会
  • 発表場所: 神戸
  • 年月日: 20131203-06
• [学会発表] The Effects on Gene Expression on Human Hair and Mice Skin by Spaceflight (poster) (2013)
  • 著者名/発表者名: Terada, M., Yamada, S., Seki, M., Takahashi, R., Higashibata, A., Majima, H., Ohshima, H., Ohira, Y., Ishioka, N., Mukai, C.
  • 学会等名: American Society for Gravitational and Space Biology, 29th Annual Meeting
  • 発表場所: Orland, FL, USA
  • 年月日: 20131103-08
• [学会発表] The Genetic Analyses on Human Hair and Mice Skin (Poster) (2013)
  • 著者名/発表者名: Terada, M., Yamada, S., Seki, M., Takahashi, R., Higashibata, A., Majima, H., Ohshima, H., Ohira, Y., Ishioka, N., Mukai, C.
  • 学会等名: 19th IAA Humans in Space Symposium
  • 発表場所: Cologne, Germany
  • 年月日: 20130707-12