研究課題
若手研究(B)
水環境政策を検討するためには流域単位での物質フローを分析する必要がある.本研究では,江戸における屎尿資源化と沿岸域漁業を流域におけるリサイクルシステムと見なし,これらを組み込んだ物質フローモデルを構築した.江戸の人口や経済活動,土地利用形態なども考慮してモデル分析を実施した.シミュレーションの結果,当時の東京湾沿岸域の水質はノリの生育に適した環境であることが示され,過去の資料と一致した.また,江戸時代の東京湾と同規模の干潟を持つ現代の有明海もノリの生産が盛んであることから,過去とは異なる社会経済システムにおいても沿岸域や漁業の重要性を勘案しつつ物質フローを考慮すべきであることが明らかとなった.
すべて 2014 2013 2012 2011
すべて 雑誌論文 (12件) (うち査読あり 5件) 学会発表 (22件) 図書 (4件)
土木学会論文集B1(水工学)
巻: Vol.70, No.4 ページ: I_283-I_288
環境情報科学学術研究論文集
巻: Vol.27 ページ: 55-60
Journal of Urban Management
巻: Vol.2, No.1 ページ: 49-66
立正大学経済学季報
巻: 第62巻第4号 ページ: 1-16
月刊養殖ビジネス (緑書房)
巻: 2013年5月号 ページ: 53-56
環境情報科学 学術研究論文集
巻: Vol.26 ページ: 19-24
巻: 第62巻第3号 ページ: 49-82
巻: 第62巻第3号 ページ: 35-47
日本環境共生学会第15回(2012年度)学術大会発表論文集
ページ: 363-368
ページ: 379-383
環境情報科学論文集
巻: Vol.25 ページ: 49-54
日本環境共生学会第14回秋季大会発表論文集
ページ: 35-37