研究課題
若手研究(B)
本研究では、「製品開発組織における組織能力の構築・蓄積のあり方」について、自動車産業を主たる対象として製品開発プロセスと組織構造の相互関係から検討を行った。その成果として、以下の3点の知見が得られた。第1に、東(2009)が指摘した「重層的問題解決」のプロセスが普遍的に存在する可能性が示唆された。第2には、グローバル化に伴う製品開発の現地化が進む際の組織設計上の課題とプロセス変革の要請が指摘された。第3には、自動車産業が「モジュラー化」を推進しつつある可能性が示唆された。
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山梨学院大学現代ビジネス研究
巻: No.5,Vol.1 ページ: 43-50
東京大学ものづくり経営研究センターディスカッションペーパーシリーズ
巻: No.395