研究課題
若手研究(B)
本研究の成果は、管理会計変化における対象の概念規定に関する概念規定の曖昧性と多様性を明らかにしたこと、Burns and Scapens(2000)の制度的フレームワークとNonaka(1994)ほかの知識創造理論との統合的枠組みを示したこと、管理会計変化を促進する要因としてのクリエイティブ・ルーティンの有用性を示したことである。本研究では、複数のリサーチサイトにおける管理会計変化の事例を用いて、管理会計変化が、単純な経営者の意思決定やマクロ経済環境、様々な制度的環境によって規定されるだけではなく、ルールを変化させるルーティンによって大きく影響を受けていることを明らかにした。
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京都大学大学院経済学研究科博士学位申請論文
管理会計学
巻: 第21巻,第2号 ページ: 41-60
原価計算研究
巻: 第36巻, 第1号 ページ: 154-163