研究課題
若手研究(B)
本研究では,トラウマとなるような過去の体験を想起した際の体験者の認知および対処方略に焦点をあてた介入プログラムを作成・改良し,体験者の精神的健康と生活機能,および治療に対する動機づけに及ぼす効果を検証した。過去の体験が苦痛な形で想起される症状(侵入・再体験症状)を有する6名を対象にプログラムを実施した結果,トラウマ性のストレスやうつ状態の改善が認められた。また,当該プログラムは精神症状による生活機能の回復や治療に対する動機づけの向上にも寄与する可能性が示された。
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