研究課題
若手研究(B)
本研究では,日本・フランス・米国の中等教育数学(主に前期)における証明の実際の扱い(生態)と,それぞれの扱いを生じさせている様々なレベルの要素(数学的,カリキュラム的,社会的,etc.)を,各国の数学教科書と国定カリキュラムの分析を通して探った.その結果,各国では証明の形態をはじめ,証明の機能等が異なること,そうした結果が種々の要素に起因していることが明らかになった.特に,フランスと日本では証明の存在理由が異なり,それにより異なった生態を生じさせていることが明らかになった.
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