研究課題
若手研究(B)
近年我々はNavier-Stokes方程式のための安定化特性曲線有限要素スキームを開発した.それは特性曲線法と圧力安定化法を組み合わせたスキームである.得られる連立一次方程式の係数行列は対称であり,安価なP1/P1要素が用いられている.よって特に3次元問題において有用である.同スキームの安定性と収束性を証明した.その誤差評価は最良である.その結果,開発したスキームは,数値的に有用であることに加えて,数学的信頼性ももつことが示された.その他にも本研究期間において特性曲線法に関連するいくつかの数値的・理論的結果を得た.
すべて 2014 2013 2012 2011 その他
すべて 雑誌論文 (10件) (うち査読あり 4件) 学会発表 (45件) (うち招待講演 26件) 備考 (1件)
Kyoto University RIMS Kokyuroku
巻: Vol.1875 ページ: 109-116
Journal of Algorithms & Computational Technology
巻: Vol.7, No.3 ページ: 343-380
10.1260/1748-3018.7.3.343
Theoretical and Applied Mechanics Japan
巻: Vol.61 ページ: 173-181
10.11345/nctam.61.173
Applied Mathematics Letters
巻: Vol.26 ページ: 201-206
10.1016/j.aml.2012.08.012.
巻: Vol.1848 ページ: 171-186
日本応用数理学会論文誌
巻: Vol.22, No.3 ページ: 171-179
http://ci.nii.ac.jp/els/110009518458.pdf?id=ART0009976427&type=pdf&lang=en&host=cinii&order_no=&ppv_type=0&lang_sw=&no=1402852366&cp=
京都大学数理解析研究所講究録
巻: Vol.1791 ページ: 151-157
巻: Vol.1782 ページ: 51-61
第3回 若手による流体セミナー 講義録
ページ: 57-74
巻: (印刷中)
http://scheme.hn/