研究課題
若手研究(B)
天体内部などの天文現象を連続体近似を用いてモデル化し, 数学解析を行った。主要な成果は次の二つである。(1)天体を構成するガスを理想気体とし, その運動が一次元的である場合に, 小さくない初期データから始まる運動が長時間安定して存在するための十分条件 (周囲の環境に関する条件) を得た。(2)ガスが三次元球対称運動をしている場合にも, (1)とほぼ同等の結果を得た。これらの成果は報告者によって前身となるものが既に得られていたが, 本研究により本質的な点での改良および精密化に成功した。
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すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (9件) 備考 (1件)
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http://www.cc.miyazaki-u.ac.jp/umehara/index.html