研究課題
若手研究(B)
ヨウ化メタン気体分子のポジトロニウム消滅断面積の異常の解明には至らなかったが、当初想定していなかった研究成果が得られた。課題解明に必要となる問題解決に取り組む段階で,ポジトロニウムのピックオフ消滅断面積が,これまで測定された全ての気体原子・分子に対して, 粘性率から求めたその断面積にほぼ比例するということを発見した。このことを基礎にして、ポジトロニウムのピックオフ消滅率から、ポジトロニウムがトラップされた空孔のサイズを評価するための実用的な理論を整備した。
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J. Phys.: Conf. Ser
巻: 443 ページ: 012004
Eur. Phys. J. D
巻: 66 ページ: 108
http://pfwww.kek.jp/slowpos/