14族元素配位子をもつ鉄錯体Cp(CO)Fe(GePh_3)(py)に対して、ピナコールボランHBpinとの量論反応をおこなうとヒドリド鉄(IV)錯体Cp(CO)Fe(H)(GePh_3)(Bpin)が生成することを見出した。 一方、ピナコールボランに対して3当量のトリエチルシランとの反応を10 mol%のCp(CO)_2Fe(Me)を触媒として無溶媒、光照射条件下、5oCで3日間行うと目的物である14族元素? ホウ素結合を有するシリルボランEt_3Si?BpinおよびボラシロキサンEt_3Si?O?Bpinが得られた。
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