研究課題
若手研究(B)
両末端にニトロニルニトロキシドラジカルを有するフェニレンエチニレン分子ワイヤを合成し、ユニットの減衰定数βを求めた。ユニット数の異なるいくつかの化合物を合成し、ESRスペクトルの実測とシミュレーションを利用して交換相互作用を求め、その変化から減衰定数βを0.38 A^-1と求めた。この結果は、中性ラジカルのスピン-スピン交換相互作用が分子コンダクタンスと同程度の減衰定数を有することを示した。
すべて 2013 2012
すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (2件)
J. Org. Chem
巻: 78(18) ページ: 9282-9290
10.1021/jo4015062