2013 年度研究成果報告書

ディスク状分子を有するブロック共重合体の精密構造制御と光電変換デバイスへの応用

研究課題

研究課題/領域番号	23750169
研究種目	若手研究(B)
配分区分	基金
研究分野	機能物質化学
研究機関	独立行政法人物質・材料研究機構
研究代表者	相見順子独立行政法人物質・材料研究機構, 高分子材料ユニット, 研究員 (80579821)
研究期間 (年度)	2011 – 2012
キーワード	ブロックコポリマー / 相分離 / フタロシアニン
研究概要	有機薄膜太陽電池に応用できる高分子薄膜の開発を目的として、有機半導体分子であるフタロシアニン分子（Pc）を含むブロックコポリマーを新規にデザインし、原子移動ラジカル重合とクリックケミストリーを用いて精密合成した。２種類の高分子が繋がった構造を持つブロックコポリマー薄膜は、自己集合してナノサイズのシリンダー状構造を形成し、電荷を運ぶための道となるPc分子のπ電子空間をシリンダー内に構築することを明らかにした。