研究課題
若手研究(B)
Chlorophyll aを発光分子とする有機電界発光素子に、スピンクロスオーバー錯体である[Fe(dpp)2](BF4)2を導入すると、低温でのスピン転移に伴い電界発光が消失する。この新規現象について、複数の発光分子の利用やキャリアブロック層を導入した素子を作製することで、電界発光の消失が、スピン転移による分子軌道準位の変化が発光分子への電子注入を阻害することによって引き起こされるものであることを明らかにした。
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Thin Solid Films
巻: 531巻 ページ: 451-453