研究課題
若手研究(B)
これまで波長の大きさに制限されてきた光学測定の空間分解能は、近接場光の利用により、飛躍的に向上した。通常、この近接場光による測定では、近接場光照明領域だけでなく、その影響が到達する領域全体からの総和的な光学応答情報を検出する。本研究では、この総和的に得られる光学応答情報を、近接場光でさらに空間的に分解・検出した。これにより、照明領域とその近傍に及ぶ光励起に対する応答の流れが可視化された。本研究により得られた知見をもとに、電子回路中の電子のように、光の流れを自在に操る新しい手法の創出を目指す。
すべて 2014 2013 2012
すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 3件) 学会発表 (13件)
表面科学
巻: 第35巻6号(掲載決定)(未定)
http://www.sssj.org/jsssj/index.htm
J. Phys. Chem. C
巻: 117 ページ: 23964-23969
10.1021/jp409072h
Phys. Chem. Chem. Phys. (communication)
巻: 15 ページ: 13805-13809
10.1039/C3CP50854D