研究課題
若手研究(B)
本研究では,情報理論的暗号理論における攻撃手法,および,それを検知する手法について研究した,特に,(2,2)しきい値秘密分散法におけるなりすまし攻撃検知確率の減衰指数と,シェアのサイズのトレードオフ関係を解明した.その結果.シェアサイズを冗長にすると,どのくらいなりすまし攻撃を防止しやすくなるかが厳密に明らかになった.それ以外に,視覚復号型秘密分散法に対して,不正を防止する手法や,視覚復号型秘密分散法が秘密情報(画像)を視覚的に復号するという物理的な特性をもつ点に着目して,現実的な観点から不正を行う方法を提案した.その他にも情報理論的暗号に関する幾つかの基礎的成果を得た.
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すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 3件) 学会発表 (11件) (うち招待講演 1件) 備考 (3件)
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