研究課題
若手研究(B)
本研究は、交通計画に資する情報を得るために各種統計データや情報通信システムにより記録される交通起因の大規模データに対して構造データマイニング手法を応用し、特徴的な移動パターンを自動的に抽出する分析手法を構築するものである。本研究では、都市内の人の移動を記述した統計データであるパーソントリップデータ、及び都市の新しい移動手段であるコミュニティ・サイクル(都市型自転車シェアリングシステム)の利用履歴データに対して、各種のデータマイニング手法の適用を試みた。その結果、大規模なデータセットに内在する特徴的な移動パターンの推定、高精度の交通手段選択モデルの構築、日常・非日常時における移動パターンの推移といった交通現象全体に係る知識の抽出が可能となった。
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土木学会論文集D3(土木計画学)
巻: Vol.68,No.5(土木計画学研究・論文集第29巻),Vol.6,No.5 ページ: 773-780
巻: Vol.68,No.5(土木計画学研究・論文集第29巻) ページ: 375-382
土木計画学研究・講演集
巻: No.45(CD-ROM)