研究概要 |
本研究ではColored-Grid Background Oriented Schlieren(CGBOS)法による定量的な密度計測と,Computed Tomography(CT)法をもちいることによって,流体の密度に対する3次元計測を実現することを目的として研究を行った.本研究ではカラーグリッドを用いたCGBOS法を独自に開発して計測実験をおこなってきた.共同利用設備である宇宙航空研究開発機構宇宙科学研究所(JAXA/ISAS)の超音速風洞における計測では,模型表面に表面と垂直方向に設置したジェット孔からの噴流と超音速流れとの干渉場をより詳細に捉える事に成功した.また,非定常現象に対するCT計測実験系を構築して,必要な投影数の検討などを行った.
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