次年度の研究費の使用計画 |
予定どおり、遺伝子組換え体の作成におよびその調査に成功しているが、培養個体の生長が遅く、鉢上げおよびその後の解析、特にサイトカイニンの分析に必要な費用として予定していた支出の内約27万円を次年度以降に繰り越しした。但し、組換え体の作成自体は順調に進んでいるので、本年度の計画の遂行には、繰り越し分を含めた本年度使用予定の研究費が必要である。 研究費(繰越額272,516円+次年度申請額800.000円=1,072,516円)の使用の予定の内訳は以下のように計画している。組換え体の作成および無菌培養(250,000)、組換え体の隔離温室での育成(200,000)、遺伝子解析(250,000)、サイトカイニン量の解析(200,000)、その他消耗品類(80,000)、旅費(100,000)、人件費(100,000)。実験計画に記載のように、サイトカイニン含量の解析を進める必要があり、20万円を計上している。その他の経費に関しては、一般的な遺伝子組換え体の作成およびその解析に必要な経費となっている。特に、大きな物品の購入の必要はなく、すでにある設備を有効利用する。
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